English-Life

海外で働き、アメリカ人の彼女を持つ私が英語について、徒然なるままに書き綴ります。

WPMとは何か?英語の読解スピードを測る指標

 

こんにちは。

 

今日はWPMについて紹介したいと思います。

 

 

TOEICTOEFL、IELTSなどの英語の試験を受けようとした際、読解スピードの向上は必要不可欠な要素となってきます。

 

そんな読解スピードを上げるには、まずは自分の読解スピードを客観的に測定する必要があります。

 

その際に役立つのがWPMという指標となります。

 

WPMはWords Per Minuteの略で、1分間で読むことの出来る単語数を意味しています。

 

計算式は

 

(文章の単語総数)÷(読むのにかかった秒数)×60 = WPM

 

となります。

 

例えば、1000語の単語を6分50秒で読んだとしたら

 

1000÷410×60 = 146WPM

 

となります。

 

この指標を用いれば、どんな文章だろうと一定の基準で読解スピードを測定することが出来ます。

 

 

ネイティヴの読解スピードはどのくらいか?

 

Forbesの記事(https://www.forbes.com/sites/brettnelson/2012/06/04/do-you-read-fast-enough-to-be-successful/#3b528c2d462e)によると

 

小学3年生 = 150WPM

中学2年生 = 250WPM

平均的な大人 = 300WPM

 

となっております。

 

 

いきなりネイティヴレベルの1分間で300語を読むことを目指すのは大変なので、まずは小学3年生レベルの150WPMを目指したいところです。

 

ちなみに、150WPMはTOEICを解く際に必要だと言われているスピードです。

 

150WPMのペースで解き続けると、途中で難しい問題に頭を抱えたりしなければ5分くらい余るように出来ています。

 

そのため、TOEIC受験を考えている方は最低でも150WPM、出来れば180WPMくらいは欲しいところです。

 

そして、母国語でない英語で読解スピードを上げるには意識的な学習あるのみです。

 

是非、まずはWPMを測定してみて、そこから

 

シャドーイング

・語彙力、文法力強化

・多読

 

などの読解スピード向上のための学習をしてみてください。

 

英語を母国語のようにスラスラと読める日がやってくると良いですね。